入退所/所在管理システム
作業員間のスムーズなコミュニケーションや所在把握が実現でき、万が一の際には迅速な対応と安全確保が図れます。
作業員の発変電所における入退所と、発変電所内での所在位置を確認するために、ID信号を自己発信する電池内蔵「IDタグ」を活用した管理システムです。タグから発信された信号を、発変電所入口や構内の要所に設置された「リーダ」(アンテナ装置)で受信します。受信された信号は、作業員名簿が登録された構内または制御所のパソコンに送られ、入退所や所在位置を常に把握することができます。
これにより、作業員の所在把握や運転方とのコミュニケーションの改善が実現でき、万が一の際にも作業員の迅速な誘導や安全確保が図れます。
RFIDタグの仕様
発信周波数 | 303.825MHz 微弱無線対応、国内免許不要 |
発信距離 | 最大約50m |
発信間隔 | 最短0.2秒(標準7秒) |
最大ID数 | 約80億 |
電 池 | コイン電池(CR2032)使用、電池寿命約3年(発信間隔7秒時) |
外形寸法 | 約32(W)×12(H)×62(D)mm |
重 量 | 約30g |
リーダの仕様
通信レート | RS-232C 9,600/19,200bps(最速38,400bps) |
アンテナ感度 | 8段階調整、遠隔設定可能 |
通信距離 | 標準10〜15m(最大40〜50m) ※上記の通信距離は目安です。利用環境により、通信距離は変化します。 |
充電池 | 内蔵、4時間程度実働可能 |
電 源 | AC100V〜240V、12VDC |
外形寸法 | 約127(W)×38(H)×122(D)mm(アンテナ部除く) |
重 量 | 約500g |
用途
●発変電所以外にも、構内洞道・配電/地中線用洞道にも適用拡大が可能
システム構成例
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